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iDeCo(個人型確定拠出年金)も、NISA(少額投資非課税制度)も、「投資信託等を活用した積立投資の制度」です。
どちらもその目的は、「家計の安定的な資産形成のために、“長期・積立・分散投資”を促進すること。」です。
しかし、「家計の金融資産は2,043兆円、うち現金・預金は54.2%)」(日本銀行資金循環統計より)となっており、“つみたてNISA”導入前と、ほぼ変わっていません。
日本証券業協会が行った「証券投資に関する全国調査(2021年度)」によると、「あなたは、金融資産を増やすために、証券投資(株式・投資信託・公社債への投資)が必要だと思いますか?」との問いに対して、約7割の方は「必要とは思わない」と答えているのです。
本当に「預金や保〇」だけで大丈夫なのでしょうか?
では、どうして必要と思わないのか?「必要と思わない理由はなんですか。」との問いに対する回答が以下の通りです。
第1位 「損する可能性がある」(43.7%)
第2位 「金融や投資に関する知識を持っていない」(30.2%)
第3位 「ギャンブルのようなもの」(28.2%)
となっています。
FP松本相談センターで、毎月オンラインで開催している「新NISA“正しい”使い方教室」(旧つみたてNISA体験教室)では、
「iDeCo(イデコ)をやるべきか?」
とか、
「新NISAとは?」
というお話をする前に、
「どうして投資しなくちゃいけないの?」
「どうして預金じゃダメなの?」
というところからスタートします。
ここが腑に落ちないと、
「投資は怖い、損する、ギャンブルみたい・・・」
という“誤解”から、いつまで経っても抜け出せません。
これは、とても不幸なことだと考えています。
簡単に羅列すると、
「少子高齢化って?」
「20年後の社会保障はどうなる?」
「老後2,000万足りないらしいけど、私の場合は・・・?」
「お金はどうして価値があるのか?」
「お金の価値って、30年後も一緒なのか?」
「現在の預金金利と、物価の関係は?」
「預金とは?」
「金融って何?」
「債券って何?」
「株式って何?」
こんなお話をさせていただいた後に、本題に入ります。
金融庁:金融審議会 市場ワーキンググループが、2019年6月3日に公表した「高齢社会における資産形成・管理」というレポートがあります。
全体で56ページもある、とてもよくできたレポート、読むとわかりますが「本当のこと」がわかりやすく書いてあります。(右側→の画像からリンクしています)
そのレポートの中に、「長期・積立・分散投資」という言葉が何回登場するのか?数えてみました。
「長期・積立・分散投資」は、
27回登場しました。
国(金融庁)も勧める通り、資産形成の王道は「長期・積立・分散投資」です。
FP松本相談センターで毎月オンランで開催している「新NISA“正しい”使い方教室」(旧つみたてNISA体験教室)では、国が勧める「長期・つみたて・分散投資」というものを、クイズやゲームを使って、わかりやすく、面白くお伝えしています。
「投資なんて必要ない!とお考えの約7割の方」でも、約90分のセミナーが終わる頃には、「私もつみたて投資始めたい!」と変身している、かもしれません。
始めてみないと、何も変わりません。
是非、お気軽に参加してみてください。