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米国の401kプランを参考に、日本で「確定拠出年金法」が施行されて2024年9月末で23年(276ヵ月)が経過しました。
23年前に一緒に積み立てをスタートしたA太郎さんとB子さん。
2人とも毎月20,000円ずつ「積み立て」を開始しました。
23年(276ヵ月)経過しました。
2人のその後はどうなったのでしょうか?
元金の総額は
毎月20,000円 × 276ヵ月(23年) = 5,520,000円
「毎月20,000円ずつ積み立てる」という行為は同じでも、
結果は約5倍も差がついてしまいました。
どうしてでしょうか?
A太郎さんが選んだのは?
国内債券型
B子さんが選んだのは?
外国株式型(アクティブ)
過去23年間の価格の推移
↓↓↓
リスク(変動幅、不確実性)の小さい「国内債券型」を選んだA太郎さん。
リスク(変動幅、不確実性)の大きい「外国株式型(アクティブ)」を選んだB子さん。
その結果、23年で約5倍の差となりました。
つみたて投資の元金の総額は、
毎月20,000円×276カ月=552万円です。
結果はこちらです。
↓ ↓ ↓ ↓ ↓
第5位は、国内債券型でした。
結果は、5,525,160円(1.00倍)。
5,160円しか増えていません。
物価上昇(インフレ)を控除すると、完全な元本割れです。
第4位は、外国債券型でした。
結果は、8,186,076円(1.48倍)。
2,666,076円増えました。
利回りに換算すると年3.24%でした。
第3位は、国内株式型でした。
結果は、17,246,042円(3.12倍)。
11,726,042円増えました。
利回りに換算すると年8.60%でした。
第2位は、外国株式型(インデックス)でした。
結果は、23,330,937円(4.23倍)。
17,810,937円増えました。
利回りに換算すると年10.58%でした。
第1位は、外国株式型(アクティブ)でした。
結果は、27,375,635円(4.96倍)。
21,855,635円増えました。
利回りに換算すると年11.60%でした。
普通預金の金利が0.10%(2024年10月時点)ですから、
なんと116倍、ということです。
ものすごく詐欺っぽいですが、本当です。
あくまで過去の実績ではありますが・・・
ちなみに生命〇〇で貯金してる人は多いと思いますが、
個人年金〇〇とか、
学資〇〇とか、
ドル建て終身〇〇とかは、
「債券型」以下になります。
「生命〇〇でお金が増える!」
という考え方を
あらためたほうが良いのかも・・・
しれません。
お客様が負担する“コスト”が高すぎますから・・・
ではどうして、
外国株式型はこんなに増えたのか?
その理由は大きくわけて2つあります。
まず一つ目は、
「つみたて投資を始めたこと」
二つ目は、
この23年間、いろんなことがありました。
ITバブルの崩壊とか、
リーマンショックとか、
米中貿易摩擦とか、
コロナショックとか、
いろんなことがありましたが・・・
「途中でやめることなく、
23年間続けたこと」
たったこれだけです。
多くの方は、
「投資というものは、安いときに買って、
高いときに売れば儲かる!」
と思ってますが違います。
予測は不要なのです。