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2018年1月からスタートした「つみたてNISA」ですが、口座数、買い付け額ともに増加しています。
スタートした当初の口座開設数は51万口座(2018年3月末)だったものが、2年経過した今年(2020年)の3月末では220万口座と4倍に増えています。
直近1年間(2019年3月末~2020年3月末)における増加の推移を年代別に見ると、
20歳代:19.4万口座 ⇒ 34.4万口座 1.77倍
30歳代:31.8万口座 ⇒ 57.3万口座 1.80倍
40歳代:33.2万口座 ⇒ 57.3万口座 1.73倍
50歳代:22.8万口座 ⇒ 39.9万口座 1.75倍
となっており、将来に向けた資産形成層に浸透してきていることがうかがえます。
昨年の6月の「老後2,000万足りない問題」レポートを機に、将来に向けた資産形成を考える人が増えている表れではないかと思います。
しかし、2019年12月末時点の「NISA口座の利用状況調査」(金融庁発表)によると、つみたてNISA口座の約42%は未稼働(口座は開設したものの、何も購入していない状態)であります。
ということは、
220万口座 × 58%(1-42%) = 127万口座
つまり、日本の人口に1%にしか普及していない、ということになります。
30年後の日本はどうなっているのか?ということを考えると、もっと普及していかないといけないと思います。
そのためにも、「正しい金融教育」が求められています。