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多くのご家庭では、お子様が生まれると「将来の教育資金準備」のために、さまざまなカタチで“つみたて”を検討されることと思います。
“つみたて”のカタチは人それぞれですが、例えば
学資〇〇だったり
外貨建ての生命〇〇だったり
銀行で定期預金だったり・・・
学資〇〇や、外貨建ての生命〇〇の中には、将来戻ってくる解約返戻金や、満期〇〇金が、支払った分に対して105%や、110%を超えるものもあるため、一見お得なように感じて加入されている方は多いと思います。
しかし、増えたように見える返戻金(満期金)も、17年後、18年後の“お金の価値”は現在と同じではありません。
もし、戻ってくる割合が200%(2倍になる)の“つみたて”がある、と聞いたら、どう思いますか?
あくまで過去の実績ですが、「教育資金つみたて投資」で大学入学時に1,000万円貯まるのか?
以下で検証してみました。
上記のグラフは「日経平均株価」(225銘柄)に連動する投資信託の過去17年間の価格の推移です。
お子様が1歳のときに積み立てを開始して、18歳時点(17年経過)でどうなっているか?を検証してみました。
上記の投資信託に、毎月15,000円ずつ「教育資金つみたて投資」をしていたら・・・
元金の総額は、
月15,000円 × 204カ月 = 3,060,000円
2020年7月末 ⇒ 494万円(161%) になりました。(あくまで過去の実績です。)
では、もう少し頑張って毎月30,000円ずつ「教育資金つみたて投資」していたら・・・
元金の総額は、
月30,000円 × 204カ月 = 6,120,000円
2020年7月末 ⇒ 988万(161%) になりました。
残念ながら、あと一歩1,000万円には届きませんでした。
結果として、年5.3%の複利で運用できたことになりました。
では、外国の株式の投資信託で同様のことをやっていたら、どうなったのか?
以下で検証してみました。
上記のグラフは先進国の株価指数(MSCI-KOKUSAI)に連動する投資信託の過去17年間の価格の推移です。
上記の投資信託に、毎月15,000円ずつ「教育資金つみたて投資」をしていたら・・・
元金の総額は、
月15,000円 × 204カ月 = 3,060,000円
2020年7月末 ⇒ 609万円(199%) になりました。(あくまで過去の実績です。)
おおよそ2倍、になっているのがわかると思います。
では、もう少し頑張って毎月30,000円ずつ「教育資金つみたて投資」していたら・・・
月30,000円 × 204カ月 = 6,120,000円
2020年7月末 ⇒ 1,219万円(199%) になりました。
あくまで過去(2003年8月~2020年7月)の実績ではありますが、毎月30,000円ずつ17年間つみたて投資していたら、元本612万円は1,000万円を大きく超えて1,219万円になりました。
これは結果として年7.4%の複利で運用できていたことになります。
但し、上記はほんの一例にすぎません。
日本国内で現在販売されている投資信託は6,000種類もある、と言われています。
あくまで過去の実績ではありますが、利回りが10%を超えるものも珍しくありません。
資産形成の王道は「つみたて投資」です。
10年以上先のお金は、基本的に株式で運用するのが、世界的にみたら当たり前なのですが、残念ながら日本では、「投資は怖い」、「損するからやりたくない」などなど、誤解している方がたくさんいらっしゃいます。
2019年6月に金融庁が公表した「高齢社会における資産形成・管理」レポートの中に、「長期・積立・分散投資」というワードが何回登場したか数えてみました。
「長期・積立・分散投資」は25回も登場します。
欧米では、つみたて投資で資産形成するのが当たり前になっていますが、日本ではまだまだ一般的ではありません。
※米国ではIRAや401kが普及している。
※英国ではISA制度が普及している。
国(金融庁)がつよく推奨する「長期・積立・分散投資」について、“わかりやすく”、“楽しく”理解していただけるセミナーを毎月開催しています。
よろしければ、のぞいてみてくださいね。