契約後、半年でドル建て終身保険を解約したお客様のお話し

先日、セミナーにご参加いただいた20歳代のご夫婦のお話しです。
 
今年の1月に生まれたお子様の将来の学資づくりのために、6月頃に相談に訪れた「某保険ショップ」の窓口で勧められた、某外資系生命保険会社の米ドル建て終身保険に、預金しておくより得、と思ったので、言われるがままに加入しました。
 
しかし、契約してからまだ半年も経過しておりませんが、そのご夫婦は解約するという選択を致しました。どうしてでしょうか・・・?
 

ご契約の内容は以下の通りです。
※()内は日本円換算した金額(1ドル=108円で計算)
 
契約者:29歳(男性)
 
保険期間:終身
保険金額:43,000米ドル(464.4万円)
月払保険料:96.92米ドル(10,467円)
保険料払込期間:15年(44歳まで)
 
大事なことは「学資積み立て」になるのか?ということ。
 
15年間で支払う保険料の総額は、17,445米ドル(188.4万円)
 
一方、15年後に解約した場合の戻ってくる金額は16,172米ドル(174.6万円)
 
ん????増えてないですね・・・
 
じゃ、百歩譲って3年間置いておいて、18年経過後に解約したどうでしょうか?
 
18年経過後に解約した場合の戻り金は、18,692米ドル(201.8万円)
 
良かった~。増えました。
払った分に対して、戻ってくる割合は107%、でも利回りに換算すると、たったの0.9%
(あくまでドル建てですが・・・)
 
15年間支払い続けて、利回りがたったの0.9%では、お金が増えてるとは言えません。
むしろ、物価の上昇を考えたらお金の価値は目減りしています。
 
しかも、15年後の為替レートなんて誰にもわかりません。
 
しかし、今、保険ショップの窓口とか、金融機関の窓口に相談すると、勧められるのは“このような商品”です。
 
このご夫婦の契約は、加入してから半年も経っていないので、今解約しても戻ってくるお金はありませんが、ご夫婦は損することを承知の上で、解約することを選択しました。
 
どうしてでしょうか?
 
それは、「正しい金融知識」を身に付けたから・・・です。
 
支払い続けて損するのか?、今損するのか?を考えて、後者を選択されました。
 
未来ののことはわかりませんが、「正しいお金の知識」が身に付くと、無駄な支払いが目について仕方なくなります。きっと・・・
 
https://fp-matsumoto.com/2019/10/17/seminar_201911/

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